他人と生活空間を共有すること

基本的に、私達は一度は誰かと生活空間を共有して過ごしてきたかと思います。今は一人暮らしでも、その前は実家で生活していた人がほとんどでしょう。それは一種の『共同生活』と言えますが、それは当たり前のように昔から行っていたので、当然のことのように思えて、不安もほとんどなかったに違いありません。

では、そういった信頼関係が一から築かれていない人との生活に不安を覚えるのも無理はありませんが、それを行う『ルームシェア』や『シェアハウス』には、果たしてメリットがあるのでしょうか。確かに、あると言えます。

まず、ルームシェアとシェアハウスの違いについて説明しておきましょう。日本ではこの二つの言葉が広く用いられていますが、基本的にルームシェアが、誰かが借りている、または生活している生活空間を、友人や知人同士、またはその他の人と共有することを指すのに対して、シェアハウスは、リビングや浴室、キッチンなどの共有空間のほかに、プライベートな部屋が設けられて、プライバシーが確保された住み方のことです。大きな違いは、まず、完全なプライバシーが確保されているという点、そしてシェアハウスは知らない人同士が用いる場合が多い、という点です。